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不動産売却の流れと、かかるお金

札幌で家・マンション・土地を売るとき、何がどの順番で進み、いくらかかるのか。実務のとおりにまとめました。

売却の流れ(全7ステップ)

査定から引渡しまで、おおむね3〜6か月が目安です。住みながら売ることもできます。

1

査定を受ける0日

まずは相場を知るところから。当サイトのAI査定なら、お名前も詳しい住所も入力せずに60秒で目安が出ます。そのうえで、実際に売るかどうかを決める段階になったら、現地を見て出す訪問査定をご依頼ください。訪問査定は無料で、その場で「売ってください」とお願いすることはありません。

2

媒介契約を結ぶ査定から数日〜

売却をお任せいただく契約です。専属専任・専任・一般の3種類があり、専任媒介なら7日以内にレインズ(不動産流通機構)へ登録され、道内・全国の不動産会社が買主を探せる状態になります。当社は週1回以上の活動報告を書面でお出しします。

3

売り出す契約から1週間以内

レインズ、SUUMO・アットホーム等のポータル、当社サイト、購入希望のお客様へのメール配信で募集を始めます。写真と間取り図の質で反響が大きく変わるため、当社では撮影を担当がやり直すこともあります。

4

内見・交渉売出から1〜3か月

購入希望者が現地を見にきます。売主様の立ち会いは不要です(ご在宅のままでも構いません)。買付が入ったら、価格・引渡し時期・付帯設備の条件を調整します。

5

売買契約買付から1〜2週間

契約書に署名・押印し、手付金(売買代金の5〜10%程度)を受け取ります。このときに印紙税がかかります。買主が住宅ローンを使う場合は、ローンが通らなければ契約が白紙に戻るローン特約が付くのが通常です。

6

引渡しの準備契約から1〜2か月

残置物の処分、引越し、住所変更、抵当権抹消の段取りをします。必要な書類(登記識別情報・印鑑証明書・固定資産評価証明書など)をこの間にそろえます。どれが必要かは当社からご案内します。

7

決済・引渡し

金融機関の一室で、残代金の入金・鍵の引渡し・所有権移転登記を同時に行います。所要時間は1時間ほど。ここで仲介手数料の残り半分をお支払いいただきます。固定資産税は引渡日で日割り精算します。

売却にかかる費用

1.仲介手数料(いちばん大きい費用)

売買が成立したときだけかかります。売れなければ1円もかかりません。法律で上限が決まっています。

  • 売買価格が800万円以下 … 最大 33万円(税込)(2024年7月の宅建業法改正による)
  • 売買価格が800万円超 … (売買価格 × 3% + 6万円)× 消費税10%
売買価格仲介手数料(上限・税込)
500万円330,000円
800万円330,000円
1,000万円396,000円
1,500万円561,000円
2,000万円726,000円
2,500万円891,000円
3,000万円1,056,000円
4,000万円1,386,000円
5,000万円1,716,000円

支払いは、契約時に半分・引渡時に半分が一般的です。上記は上限額で、これを超えて請求されることはありません。

2.印紙税(売買契約書に貼る)

不動産の譲渡契約書は軽減措置の対象で、令和9年(2027年)3月31日までに作成されたものは下表の金額です。

契約金額印紙税額
100万円超〜500万円以下1,000円
500万円超〜1,000万円以下5,000円
1,000万円超〜5,000万円以下10,000円
5,000万円超〜1億円以下30,000円
1億円超〜5億円以下60,000円

出典:国税庁「No.7108 不動産の譲渡、建設工事の請負に関する契約書に係る印紙税の軽減措置」

3.登記の費用

  • 抵当権抹消登記(住宅ローンが残っている場合)… 登録免許税は不動産1個につき1,000円。土地1筆+建物1棟なら2,000円。司法書士報酬が別途1〜2万円程度
  • 住所・氏名変更登記(登記簿の住所が現住所と違う場合)… 不動産1個につき1,000円+司法書士報酬
  • 所有権移転登記の費用は買主の負担です

4.そのほか(かかる場合だけ)

  • 残置物の処分費 … 家財を残したまま引き渡す場合。マンション1室で10〜40万円程度
  • 解体費 … 古家を壊して更地で売る場合。木造で坪2.5万円前後(100㎡の家なら80万円前後)
  • 測量費 … 境界がはっきりしない土地で確定測量が必要な場合。35〜80万円程度
  • ハウスクリーニング … 5〜10万円程度。必須ではありませんが、内見の印象は変わります

当社では、解体・測量・処分は複数社から相見積もりを取り、金額をお見せしたうえで進めます。

売却にかかる税金

譲渡所得税・住民税

売って利益が出たときだけかかります。計算は次のとおりです。

譲渡所得 = 売却価格 −(取得費 + 譲渡費用)

取得費は買ったときの価格から建物の減価償却分を引いた額、譲渡費用は仲介手数料・印紙税・解体費などです。 買った当時の契約書が見つからない場合は、売却価格の5%を取得費とみなす扱いになります(この場合は税額が大きくなりがちです)。

所有期間税率(所得税+住民税+復興特別所得税)
5年以下(短期譲渡)39.63%
5年超(長期譲渡)20.315%

所有期間は「売った年の1月1日時点」で数えます。2021年6月に買って2026年8月に売った場合、実際は5年2か月でも、2026年1月1日時点では4年7か月なので短期です。年をまたぐだけで税率が倍近く変わるので、売り時のご相談はお早めに。

使える特例(税金が大きく減ります)

  • 居住用財産の3,000万円特別控除 … 自分が住んでいた家を売った場合、譲渡所得から3,000万円を差し引けます。多くの方はこれで税金がゼロになります
  • 10年超所有の軽減税率 … 所有10年超のマイホームは、3,000万円控除後の6,000万円以下の部分が14.21%に軽減されます
  • 相続した空き家の3,000万円特別控除 … 昭和56年5月31日以前に建てられた家を相続し、売却代金1億円以下で売る場合。令和9年(2027年)12月31日までの譲渡が対象。耐震改修または取壊しを、譲渡の翌年2月15日までに終える必要があります。相続人が3人以上のときは控除額が1人2,000万円になります
  • 譲渡損失の損益通算・繰越控除 … 売って損が出た場合、給与など他の所得と相殺できることがあります

特例を使うには、税金がゼロになる場合でも確定申告が必要です。適用の可否はお客様ごとの事情で変わります。当社は税理士ではありませんので、最終的な判断は税務署または税理士にご確認ください。提携の税理士をご紹介することもできます。

固定資産税の精算

固定資産税・都市計画税は、その年の1月1日時点の所有者に1年分が課税されます。売買では引渡日を境に日割りで精算し、買主から売主へ引渡日以降の分をお支払いいただくのが慣習です(札幌では起算日を1月1日とすることが一般的です)。

札幌で売るときに、特に気をつけたいこと

  • 売り時は春 … 転勤・入学に合わせて2〜3月に動きが集中します。逆算すると、12月〜1月に売り出すのが理想です
  • 雪で外観写真が撮れない … 冬に売り出す場合、外観・庭・駐車場の状態が伝わりません。夏のうちに写真だけ撮っておくと有利です
  • 融雪槽・ロードヒーティング … 設備の有無と稼働状況は必ず確認されます。故障している場合は事前に申告が必要です
  • 市街化調整区域 … 江別市・北広島市・石狩市などの一部は、原則として住宅を新築できない区域です。売り方が大きく変わるため、事前の確認が欠かせません

まずは、いくらで売れるか知るところから。

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